YOSUKE YAMASHITA

プロトライアスリートの山下陽裕です。

関東トライアスロン選手権

f:id:piiya612:20210614140214j:image

6位でした。 

 

やって来たことの7割ができればいいかなって感じで臨んだレースですが、

スイムは8割(泳力的に)、

バイクは7割、

ランは9割って感じです。

 

結果として三重国体の基準を突破、日本選手権は現状ロールダウン待ち1番、噂が正しければ基準突破ってところです。

 

今回のレースは練習内容とレース結果のすり合わせをテーマに臨みました。

 

去年の年末に脚を痛め

1月は丸々お休みして

2〜3月はリハビリ

4月はベース

5月になって漸くぼちぼちやれる程度になりました。

(こうしてみると練習してないな…笑)

 

4月末に5月の記録会がキャンセルになったあたりから、6週間で何ができるかなって考えてました。

 

レーニングに限っていえば

 

○できること、できないこと

○したいこと、しなくていいこと

○やらなきゃいけないこと、やらなくてもいいこと

○なんともならないこと、なんとかなりそうなこと

 

まずはここをはっきりさせようと思い、過去のレースを振り返ることに。

 

この辺りから見えてきたことから、やらないことを真っ先に決めました。

 

好きだから得意、嫌いだから苦手ってことはないなと改めて思いました。

 

それを踏まえてたてた各種目のテーマが下記になります。

 

○スイム→出だしで出しすぎない。先頭に拘らない。力まず淡々と泳ぐ。

○バイク→踏みすぎない。真面目にやりすぎない。強さより集団の速さにこだわる。

○ラン→3-20で入る。力技はギリギリまで取っておく。

 

といったところです。

では、僕視点のレースを。

 

○スイム

 

女子のスタートと風向きと波を見た感じ、右の方が良さそうだったのでそちらを選択。周りにはよく見る顔ぶれ。

 

スタートしてすぐ抜けたのでそのまま1分くらいはサクサクっとスピード上げ気味で。呼吸しながら後ろを確認したら青とピンクが見えたのでそのまま泳いだ。

 

奥のブイを折り返すと向かい波になるので、その手前で少しスピードをあげようとしてみた。他の選手もそれを感じてくれてたみたいなので、思ったように泳速と泳ぎを変えられていてよかった。

 

そのまま終始先頭で終わりそうだったけど、最後のブイを回ってからりしっかりコースアウトして、会場を盛り上げてしまう…。

 

結果的に先頭だったけど、先輩からあれを真っ直ぐ泳げていたら切れてる選手がいたことを伝えられて反省。

 

コースアウト以外はほぼ練習通りの内容。ペースの上げ下げはできてるようなので、リピートできるフィジカルが欲しい。あと巡行は少し物足りないかな。 

 

○バイク

 

後ろと少し空いたので、気持ちよくバイクまで走ることを意識。トランジながい…。

 

サングラスして、メットして、レースナンバーつけて、バイク押して、コタローにこの集団で行こうと言われた直後にレースナンバーが外れしまい、付け直す。

 

乗車前だったのですぐ付け直し前を追う。余計な脚を使わない予定だったのに。

 

 

コーナーの分だけ全力走をしてしまうことに。

グランドライブに抜けてから追いつき、少し休ませてもらってからローテへ。

 

集団のメンバー的にほぼ逃げられるのは確実だけど、ペースがチグハグで速度の割にきつい。とはいえ、自分が一番踏めているわけではないので、踏めてる選手にコントロールしてほしい旨を交渉。合意。笑

 

そのあとは特に問題なく終了。ランに備える。

 

結果的に踏むことになったけど、走れる範囲で収められてよかった。まだまだベースが低いのと、末端の出力を受け止める胴体の筋力が弱すぎる。

 

○ラン

 

出だしを気をつけて動きとピッチを意識しながら走り出す。

2kmまでは我慢、あとは気合。

 

早々にキツくなったけど、残り1.5kmまでは末端のパワーを使わないように走る。

 

逃げ切れてよかった。

 

//

 

こんな感じのレース展開でした。

薄々感じてましたけど、スピード練習の少なさが顕著に出ますね。

 

そのスピード練習をするためのベースが作り切れてなかったので、秋に向けてそこを戦略的に組み立てていかないとって感じです。

 

色々ありましたが、なんとかレースが作れてよかったです。

 

頭を使うのは苦手ですが、できないことではないので、頑張ってみます。

 

応援ありがとうございました!