上からでもなく下からでもなく
無理をするつもりはないのですが、何か書けそうだなって思った時はできるだけ書こうかなと思いまして。
最近はいろんなアスリートとトレーニング環境を共有することが多いのですが、チーム、あるいは選手とコーチ、トレーナーっていろんな形があるなって感じました。
ゴリゴリの上関係でなりたっているところもあれば、友達感覚であれこれ言い合えるところもあるし、選手をたてつづける仲のところもあります。
ぼくはお互いにリスペクトがあり、友達や家族みたいな感覚であれこれ言い合える仲の人達を見るといいなぁって感じます。
小中はクラブチームで、高校は上下関係が厳しい部活で、大学は個人で活動してた故に、いろんな形のメリットデメリットはなんとなく経験してきました。
その上でひとつ言えることは、コミュニケーション不足ほど、きついものはないなっていうことです。
本気になればなるほど、その相手に向き合うことっていろんなパワーを使うんですよね。
この言葉を投げて受け止めてもらえるかなとか
今はこの話をするタイミングではないなとか
相手が辛そうだけどどうしてもいま解決したいとか
気をつかうというか、相手を大切にしないといけないけど、主張は通しとかないといけないというか。
言いたいことだけ言う時って、大体メンタル荒れてるときな気がしません?笑
選手目線でいうと、言わなくてもなんとなくわかる、でも、一応確認していい?くらいのコミュニケーションが取れると、めっちゃ頼もしいのですが、ここに至るまでに結構時間かかるんですよね。
コーチ目線でいうと、言いたいこととか思っていることは何となくわかるから、それを踏まえて言葉とタイミングをどのように選ぶかって言う感じです。
正直なところ、技術とか精神論とかなんていうものは相性でしかなくて、よっぽど変なことをしていない限りは間違うことの方が難しいです。
(ちゃんと勉強していればですが。)
スポーツの世界は科学が後追いするところです。
もちろん学びは大切なんですけど、文字や数字だけでは語れません。
その文字や数字だけで語れない部分を引き出すのが、コーチとのコミュニケーションであったり、選手のひらめきなのかなって感じています。
こうやって書くと一人でやっている人達を否定してるように見えちゃいますがそうではありません。
自分を信じ切れる強さと部分部分で然るべき人を頼れることができれば問題ないかと。
話は少し脱線しましたが、日本チャンピオンと練習して、トレーナーと楽しそうにトレーニングをしている姿を見て、これは強くなるよなぁって思ったのが、この記事を書いた理由です。
上からでもなく、下からでもなく、正面からしっかり向き合っていく関係って素敵だなって。
とはいえ、こればかりは巡り合わせでしかないですしね。
ま、難しいことは考えすぎず、淡々とやることをやっていたら、引き合わせられるでしょう!笑