YOSUKE YAMASHITA

プロトライアスリートの山下陽裕です。

体に心を合わせる。

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ひと足お先に右足が緊急事態宣言を発令しておりまして、スイムと仕事以外のバイクランはお休みしております。

 

仕事で動けるのに練習しないの?

って思う方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

僕自身も、できる範囲でトレーニングをやった方がいいんじゃないかと思いました。

 

でも、大切なことって強くなるための練習を積み上げることじゃないかなと。

 

低強度でだらだら動くことも大切ですが、その強度でさえ痛みや強い張りを感じるっていうことは、今は頑張るときではないんじゃないかと感じまして休養しております。

(トレーニングの時間が減った分ストレッチはめっちゃしてます。笑)

 

昨日引いたおみくじからも耐え忍ぶ時だといわれました。

 

今は好きなことをするのを我慢するタイミングやろなーってぼんやりと考えながら過ごしている次第です。

 

■今日の練習中のお話

 

現状、心に体を合わせていくと、焦りや不安が露骨にトレーニングに反映されてしまうので、体の状態に心を合わせてみることにしました。

 

最初はぼんやり泳いでいたのですが、気が付けば泳ぎのことに集中してしまい、いつも通り体がパンパンになるはめに。

 

気を取り直して、ゆっくりのんびり泳ぐことを心がけてみても、気が付いたらいつものスピードに。

 

以前から、なんとなくそんな気はしていたのですが、意図的にゆっくり泳ぐことができなくなっていました。

 

ばてて遅くなることはあるのですが。。。

 

いざゆっくりのんびり泳ごうとしても泳ぎ方がわからず、いろいろと試行錯誤していました。

 

それだけ力んだ状態で動き続けていたのかと思うと同時に、力を抜いているつもりでも、しっかり負荷がかかり続けていたのかと思うと、そりゃ体はこうなるわなと納得しました。

 

心に体が振り回されてますね。

 

一回仕切り直し、力を抜くってどんな感じだったろうかと思い、考えているうちはダメだなと感じ、何もせずぼーっと水の中にいました。

 

体にかかる水圧、体温が周りの水に奪われて温くなった水に覆われる感覚、呼吸のたびに浮き沈みする体、排水溝に吸われていく水の音、塩素のにおい、わずかに揺れる水面。

 

(だいぶ臭い文面になってしまいましたね。)

 

考えることをやめて余計な力が抜けるとこんなにも五感が働くのだなーと思いました。

 

今まで機械的に練習しすぎていたのじゃなのかな?遊び心はどこへいってしまったのかと反省しながらも、やっぱり水泳が好きだなと再確認するいいきっかけになりました。

 

楽しいと感じる要素をタイムや勝ち負けに求めるのではなく、感覚一つ一つの変化にもっていくことができればもっと楽しめますね。

 

いま、低強度のトレーニングしかできなくても、楽しめる方法はたくさんありますね!

 

気持ちの落とし所が見つかってハッピーです笑