もっと優しく。もっとわがままに。
"情けない気持ちとか悔しい気持ちって切り替えるのは難しいから、忘れるまでグダグダになってやりたいようにやればいいよ。全部覚えてたら辛いでしょ?"
お世話になっている方から、冒頭のような言葉をジョグ中に言われ、胸がいっぱいになりました。
弱さを受け入れないとなって思いました。
(なんか去年も言ってた気がしますが。)
弱さと向き合うだけでなく、その弱さも認めた上で強くなっていけばいいんだなっておもうと、少し気が楽ですよね。その分強いところでカバーできればいい話ですし。
もちろん、苦手の克服も大切ですが。
関東選手権前は練習しても練習しても不安な気持ちが消えませんでした。
どれだけ良い練習をしても、どれだけ周りからコンディションの良さを認めてもらっても、自信に繋がらず、レース前は不安を隠すためにやたらと強気で流暢にお話してました笑
なんで不安だったかっていうと、やっぱり自分の練習ができてなかったのかなって思います。
もちろんやることはやっていました。
良い手応えもありましたし。
でも、周りと比べてあーだこーだ考えてしまう自分が居て、評価の基準が周りの選手のものさしになってました。
周りと比べることは大切なんですけど、もっと自分が必要だと感じていたことを大切にしてあげるべきだったと思います。
もともと練習量が多いタイプではあったのですが、事故の後からなかなか練習を積むことができず、色んな理論(笑)を駆使して誤魔化していました。
で、今年のようなシビアな時に量も質も積めている選手に手も足もでないという結果を突きつけられました。
じゃあ量を積めばいいじゃん?簡単じゃない?ってことなんですけど、そこから逃げていた自分を認めていかないとダメだなって思います。
今年は他人がつくった基準で物事を測っていました。
情報社会のこの世の中、調べたらそれなりのことがたくさん出てきます。
でも多くは原理ではなく理論です。
本質は常に自分の中。
サポートしてくれている人たちともっとコミュニケーションをとって、どういうレースを展開したくて、そのためにどのようなトレーニングをしていくかを一緒に考えていき、最終的には自分の意志で決めていくことが大切だなって。
2020の自分の選択に意志を乗っけられたかというとあまり自信がなく、スマホの向こう側に書かれていた事にしか目が向いて無かったかなって思います。
その分トレーニングの数字は良くなりましたが笑
何が言いたいかって自分で自分の尻を拭う覚悟が弱かったってことです。
だからもっとわがままに振る舞おうと思います笑
こういうことがしたいから手伝って欲しい。
そこは譲れないから他の案が欲しい。
といったように。
でもこれじゃただのわがままなので、そこに優しさを持ち合わせたいなと思います。
私のために意見してくれているんだという気持ちがあれば、相手の意見を聞くことができるはずですし、自然と感謝の気持ちや行動が現れるかなと。
関東選手権後、オフはほどほどにして体力の限りトレーニングして、人に会って、仕事して、美味しいご飯たべて、飲むときはしこたま飲むという生活を送っております。
ですが、気がついたらトレーニングと仕事中心になっているので、なんだかんだトライアスロンが好きなんですよね。
僕にとってグダグダになるっていうのは、もう無理休もうってところまでトライアスロンをすることだと思うので、怪我と病気にだけ気をつけてグダグダになります笑