YOSUKE YAMASHITA

プロトライアスリートの山下陽裕です。

愛が足りてないよ

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さみしいとかそういうのではありません(笑)

 

心の余裕ってできるものではなく、作るものだなって思います。

 

実際、ここ1ヶ月ほどきついことも多く、何にやられているのかわからないくらいにバタバタしていました。

 

そんな時一回立ち止まって周りを見渡せば、たくさんの愛情の上になりたっていることを実感しました。

 

周りが見えてないって人のやさしさや愛情に気が付けてないことなのかなって思ったり思わなかったり。。。

 

以前、お世話になっているスポンサーの方から、あなたは愛が足りていないんじゃない?と指摘してもらったことがあります。

 

競技レベルにもよるけど、トライアスロンの日本一くらいの結果では年間にサポートしている以上の利益をスポンサーに対して発生させることは現状難しいでしょ?

 

そんな背景の中、サポートされている意味を考えなさいと。

 

結果出すなんて言うのは当たり前の話で、一番大切なのは周りの人を大切にすることではないのかと。

 

ド正論ですよね(笑)

 

taker ではなく giver であり続けること。

 

この考えと通じるものがありますよね。

 

何かをもらう前に、何かを与えることが大切だと。

 

お世話になっているからお返しをするのはもちろん、その人が好きだから何かしたい、この観点がすごく大切だなって感じました。

 

応援だって同じでいきなり応援してくださいっていうのは、あなたの想いと時間をくださいっていうおねだりですよね

 

応援してもらいたいのであればまずは自分から相手に対して何かできることをしていかないと。

 

個人的にですがアスリートはアーティスティックな職業であると思います。

 

人の心を動かしてなんぼ的な。



そういう職業であるのだからこそ、人には優しくありたいし、人の気持ちの変化には敏感でありたいなって思う今日この頃です。

 

このご時世サポートを継続してくださるスポンサー

大切な時間を割いて技術を提供してくれるトレーナー、メカニック、コーチ

応援してくださっている方々

一緒に戦ってくれている仲間

 

そして家族、友人

 

少し必死になりすぎて、周りの愛情が見えていませんでした。

たくさんもらってますね。

 

こんなことを書いていると、優しくなりきれない自分に嫌悪感を覚えていたり、そもそも優しさを履き違て苦しんでいたのかなと思います。

 

レース前にこういったことを考えることは初めてなのですが、これにもきっとなにか意味があるのでしょう。

 

僕がみなさんにプロトライアスリートとして送れるものは、これまでのプロセスを経て勝ち取った結果だと思います。

 

まずは関東選手権、勝ちに行きます。

 

根性は自分のにために、愛情は人のために。


真面目な話だったので今日はこれでおしまいです。

 

文末ではありますが新しいスポンサーが決まりました。

ご縁の一言でしかない繋がりです。

また一つ頑張る理由ができました。

ありがとうございます。