YOSUKE YAMASHITA

プロトライアスリートの山下陽裕です。

自分らしさを出して競技をする。


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こういう生き方をしているので、いろいろな人から興味をもってもらえることは多いです。

(堅気じゃねぇとかニートとか茶化されることもありますが笑)

 

アスリートっていうと、

 

「スポンサーがついていて毎日トレーニングだけしているんですね!」

 

って言われることがあるのですが、私の場合そうではありません。

 

競技会に向けてのトレーニングはもちろん、グループレッスンから、パーソナルトレーニング、中長期の目標計画や大会の帯同まで、コーチとしてもそこそこ活動していますし、ほんとにたまにですが、イベントの計画やレッスンの立ち上げに参加しています。最近は現場の方が多いですが。

 

マイナー競技だと、練習して、大会に出て、結果を出してってだけで生活をしている人ってほんの一握りです。

 

というより、メジャーな競技でも明確にいえば、トレーニングと競技の成績だけでプロとして生きているなんて人はほとんどいないのではないでしょうか。

 

私自身、一番最初にスポンサーを頂いたときはアスリートって練習して結果を残してなんぼだと勘違いしていました。

 

でも、結果残すのって仕事の一つであって、それがすべてではないのですよね。

 

有名な○○の王もおっしゃっていましたが、日本一になることと広告塔として注目されることって別の話なんですよね。

 

野球やサッカー、マラソンだと人口が多く、結果という部分が大多数に響くので広告する価値がありますが、マイナーになればなるほど、結果=価値となりにくいです。

 

となると大切なのってそれ以外の部分ですよね。

かっこよく言うと人としてのブランディングってとこでしょうか。

(いうまでもなく選手として結果を出すことは大切。)

 

オリンピックに出る、アイアンマンで活躍するっていう姿勢をかってくれている人もいるので、これを崩すわけにはいかないですし、私自身も崩したくありません。

 

でもそれだけじゃだめなんですよね。

 

そんなことを考えながら、自分がすべきことって何だろうと思うと、自分らしく人を大切にしながら競技をしていくこと

 

っていう答えが見つかりました。

 

この自分らしく人を大切にするっていうぼんやりとした表現を一言で表すと、素直で居ることですかね。

 

(まだまだぼんやりしていますが...)

 

人って感情の受け皿が必要だと思うんですよね。

 

うれしいことやたのしいこと、つらいことや悲しいこと、いろんなことがあると思うのですが、日常でそれをありのまま表すことって難しいじゃないですか。

 

せめてトライアスロンをしている時間くらいは自由に自分らしくいてもらいたいなって思うのですよね。我慢しなくていいんだなって。

(他人をコントロールするためのわがままは困りますが笑)

 

気持ちを偽ってまで頑張る必要はないと思います。

 

そんな存在であるためには自分自身が純度と感度高めで競技をしていかないといけない気がします。

 

素直に、謙虚に競技をしていく。そしてありのままを受け入れる覚悟を持つことが大切かなと。

 

■親近感のある存在に。

 

親近感が湧くくらい存在が近いアスリートってなかなかいないような気がします。

トライアスロンって特殊で選手と時間を共有する機会が多いんですよね。

競泳や陸上だとそもそも競技会が違いますし、練習を一緒にする機会なんてめったにないです。

でも、国内のトライアスロンだと同じ日程で競技が行われるし、普通の練習会に顔を出しに来る選手も多いです。

 

だからこそ、コミュニケーションを大切にしたいのですよね。

結果的にそれが競技の価値を上げていくような気がするんです。

 

カリスマ的な孤高のプロていう存在も大切ですが、私はたくさんの人に寄り添える存在を目指して行きたいなって思います。

 

 

山下ができるんだから私もできるよね。

山下が頑張ってるから私も頑張ろうかな。

 

って思ってもらえるような存在になります!