YOSUKE YAMASHITA

プロトライアスリートの山下陽裕です。

2021日本トライアスロン選手権

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2ヶ月ぶりのブログ。

言い訳は後日記載

(もしかしたら3ヶ月後かも…笑)

 

スポンサー、サプライヤーをはじめとした関係者のみなさま、ご支援ご声援ありがとうございました!

 

 

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さて、肝心のレースを一言でいうと、陸に上がった時点で終了、、って感じかな…。

 

とはいえ、どれも実力通りでまだまだ過ぎるものだった。

 

でも、この状態で冬場を迎えられるのはとても楽しみだ。

去年はやりすぎて怪我してしまったから、今年はちゃんと計画を立ててから取り組もう。

 

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○スイム

 

ただでさえ宮崎の海は波が強いのに、風速6m/sという強風のおかげで、台風の日の長崎国体や酒田のu23選手権を思い出すくらいの荒れ方。

 

個人的に波が強いのはウェルカムだけど、グリッドの選択ができないとなると話は別。

今回は30人中28番目ということもあり、想像通り右端に。笑

 

流れが左から来ているのは前日に確認したので、左側の方が優位な状況。

 

どう考えても抜けられないので集団がバラけるあたりからペースを上げてポジションを上げることに。

 

2周目が勝負だなーっておもいながら、グリッドを選択。

 

スタートからマイペースを貫き淡々と泳ぐ。

 

流石に流され過ぎるのも良くないので少しずつ左に寄っていくと、左側の選手の位置にやや焦りを覚えて予定より早くペースを上げ始める。

 

左から右に流れているので、左に向かうときは流れに逆らうことになるけれど、選手の右側についてしまえばどうっていうことなく。

 

そんな感じで少しずつポジションを上げていき、1周目は10番くらいかなーってところで周回へ。

 

上がってみると意外といい位置だったから、さっさと前においついてしまおうとペースアップ。

 

ファーストブイまでに前の集団にくっつき、のちのメインパックになるところで泳ぐ。

 

所々ペースが上がるけど、自分の力で詰められるくらいの余裕があった。この辺りは成長かな、ここ数年スイムからジリ貧だったし。

 

そのままメインで行くとトランジで遅れることは予測できたので、ちょい無理して前にいく。

 

横からダン君爆泳、速すぎ笑

 

そんな感じで6位くらいでスイムアップ。

 

大体メインパックの真ん中くらいでトランジへ

 

○トランジ

 

スイムからのビーチランが苦手なのでとにかく頑張る。

 

イクラックへ到着し、呼吸を整え、狙いすましてバックルをはめようとするもうまくハマらない。

 

気がついたら少し前と間が空いてしまった

 

前を埋めようとするも、最初の2コーナーで前が回り始め、直線区間に入ったときには遠くなる背中を拝むだけになってしまった。

 

ショックではあるが、最近スイムが遅すぎてこの景色見てなかったなっていうのが素直な感想。

 

○バイク

 

ちぎれてからは後ろを待つこともなくマイペースに走る。

2周目の直線区間には8人ほどの第二集団に。

 

この集団でランに行きたいところだけど、そうはいかず…。

 

7割回して3割脚を引っ張っているような状態。

 

もうちょい練習で距離乗らないとだめだなぁっていう感覚だった。

 

最後の方で後ろの集団に追いつかれ、そこそこ大人数でランへ向かう。

 

脚を溜めたわけでもなく、攻めたわけでもないレースでどんな走りができるかなと少し楽しみだった。

 

○ラン

 

思ったより汗をかいていたのか少し体がだるい。

走り出しで気合を入れてもバテるので、淡々と走ることに。

 

最初の曲がり角でコタローにリズムだよと声をかけられ、良介さんからは一人ずつや…って背中を押してもらった。

 

ランは現状、我慢しかできることがないので、これと言って書くことがないけれど、いろんなことを思い出す余裕はあった。

 

特に深浦さんの言葉や良介さんからのアドバイスはこういう時に助けてくれる。

 

淡々と走り前半行きすぎた選手たちを回収しながらゴールを目指す。

 

最終周で望月選手を捉えて様子を伺ってみたら、落ちてきたにも関わらず余裕がある顔だったので、協力しながら二人で海岸線沿いの強風区間を乗り切る。

 

追い風区間で抜けて、我慢してゴールだ!っておもったら、坂の途中でハムが攣ってしまい、止まった。

 

情けなーって思いながら走り出す。

 

そのままもう一回望月選手を追いかけて追いつくも、ブルーカーペットに入った時のスパートに対応出来ず敗北。。。

 

 

久しぶりの51.5は過酷だった笑

 

やっぱりトライアスロンっていいなって思うし、もっと前でレースしたいなって思えた1日だった。

 

闇雲に頑張って、オーバーペースでレースして、っていうおこちゃまレースを卒業し、やってきたこととやれることとやりたいことの擦り合わせができたことが1番の収穫かな…

 

このレースで見えた修正点を改善して来シーズンを迎えたいね。

 

練習したくてたまらないけど、まずは身体を治してから次に向けて頑張ろう。